B HOUSE  外断熱を施した鉄筋コンクリート打放しの住宅

CONCEPTION

 京都近郊に建つ「コンクリート打放し外断熱の家」
 敷地は、古くからの住宅地にあり、既存の木造の建て替えです。 この敷地特有の負の条件としては、新幹線と幹線道路から近いことと、 東側の用水路が氾濫して、床上浸水がたびたび起こっているということです。 南側には児童公園があり、太陽光は期待できますが、少しプライバシーの問題があります。
 クライアントからの全体のご希望としては、上記の負の条件をクリアする事の他に 鉄筋コンクリート打放しの採用がありました。 また、打放しにマッチする坪庭的なものの設置もご希望でした。 花の栽培がご趣味なので、そのスペースとして屋上利用も考慮してほしいとの事でした。

  私達は以下のような解決案で、対応しました。
○ 浸水対策として、1階の床の高さを地上1mに設定。
○ コンクリート打放しは、外気温に対して非常に厳しい
  ので、外壁に外断熱を施し、内部に打放し面を見せ
  るようにした。コンクリート打放しを生かした外部も一
  部残した。
○ 坪庭的なものとして、ライトコート(光庭)を中央南
  側に配した。隣接する児童公園からの緩衝空間とし
  ても機能。
○ 暗くなりがちな階段をライトコートに面して設けた。
○ 1階の床高が高い分、屋上テラスを設置する余裕が
  なくなったので、代わりにリビングに接して大型のル
  ーフテラスを設けた。
○ 鉄筋コンクリートの構造に薄肉ラーメン構造を採用し
  て、下記の項目が実現できた。

  • ◇ 開放する所と閉鎖する所のメリハリをつけること
      ができた。
  • ◇ 梁型がでないので、すっきりした内部空間が可能
      になった。
  • ◇ 1階の床高が高い分、階高を低くする必要があり
      通常は天井の高さが低くなるが、高い天井も可能
      になった。

DATA

  • ○ 家族構成: 夫婦・子供2人
  • ○ 構造規模: 鉄筋コンクリート造3階建
  • ○ 敷地面積:  112.62m²  34.07坪
  • ○ 建築面積:   67.08m²  20.29坪
  • ○ 延床面積:  160.99m²  48.70坪
  • ○ 主要外壁仕上: コンクリート打放し
        +ガルバリウム鋼板サンドイッチ板貼
  • ○ 主要内部仕上: コンクリート打放し
        +シナ合板 ホワイトペンキ拭き取り
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  • ← 柱型梁型のでない薄肉ラーメン構造
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  • ← 外断熱を施した箇所

コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE 外観1 コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE 外観2 コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE 夕景2 コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE 夕景1 コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE 玄関1 コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE 玄関2

初期写真:コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE 外観1

コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE リビング コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE ルーフテラス コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE ダイニング・キッチン1 コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE ダイニング・キッチン3 コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE 階段 コンクリート打放し外断熱住宅 B HOUSE 3階

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